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腰痛?どこ行っても再発する?じゃあ視点を変えましょうよって話 part2

では腰痛は何故?戻るのか?何故再発するのか?

 

 

 

その『何故?』を脳科学的に説明して行きましょう

 

 

 

前回のブログを読んで無い方はこちらを

腰痛?どこ行っても再発する?じゃあ視点を変えましょうよって話

 

 

 

●痛みは全て『脳で感じて』いる

これはどんな方でも分かりますよね?例えば「暑い」「寒い」「痛い」等々…

 

 

これらの『感覚』は全て脳が感じているという紛れも無い事実がありますこちらは日本腰痛学会理事、菊地先生のお言葉☆

 

 

 

そして人間にはもう一つ、『感情』というモノを持っています

 

 

 

「嬉しい」「楽しい」「気持ちいい」そのような「いい気分」もあれば、「怒り」「不安」「心配」「恐怖」等の負の感情に支配されることだってある訳です。人間だもの😁

 

 

 

そのような「負の感情」こそが腰を痛くしてる可能性が近年明らかになってきたのです(これは決して的外れな話では無く本当の話です)

 

 

次項ではその話をロジカルに説明して行きましょう

 

 

 

度重なる負の感情は脳が元々持っている鎮痛システムをダウンさせる

 

近年脳科学の分野の研究が進歩し、痛みを抑える働きをもつDLPFCが怒り、恐怖、不安、心配等、人間があまり持ちたくない感情を抱き続ける事により萎縮してしまい、患部というよりも脳の働きの悪さにより脳が痛みを感じ続ける事が判明したのです

 

 

 

 

 

 

 

 

オピオイドというのは脳内ホルモンの一種で鎮痛剤の役目を担っています

 

 

 

 

 

 

 

 

って事は?

 

 

 

どんなに腕のいい先生やゴッドハンドの治療院に治療して貰っても度重なるストレス感情に晒されて貴方自身の脳の働きが悪くなれば(DLPFCの働きが悪ければ)またぶり返す(戻る)事になりますよね?

 

 

 

これこそが再発する理由。戻る理由。ぶり返す理由です

 

 

↓こちらのコラムも是非!医者だろうが整骨院の先生だろうが志を持って志事している先生は素敵ですね

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1611574395553057&id=312482928795550

 

 

 

 

更に言うと慢性腰痛の患者さんとうつ病の患者さんの脳画像は驚くべき事に全く同じ反応をしている事が判明したのです!

 

 

 

腰痛とうつ病は形を変えた親戚関係である

 

 

これがそのエビデンスです。今や医療はエビデンス至上主義!腰痛の分野もエビデンスを中心に考えなくてはいけません

 

 

 

↓こちらのコラムも是非!

【うつ病と腰痛】

うつ病患者さんと、慢性腰痛患者さんの脳を調べてみたら…

うつ病も慢性腰痛(慢性痛全般)も、
前頭葉(DLPFC)の働きが低下していたのです。

前頭葉は、感情のコントロールに関与しています。

不安感・恐怖心・悲しみ・怒りが続くと、「扁桃体」が暴走します。
その際に、前頭葉が扁桃体の興奮を鎮めてくれるのです。

とっても大事な前頭葉。

「うつ病と腰痛は同じ脳の反応をしている」を、言い換えると、

「扁桃体」が暴走しっぱなしで、「前頭葉」の働きがダウンしている状態

その結果、「側坐核」という痛みのコントロールに関与している所の働きも悪くなり、あちこちに痛みを訴えるようになってしまうのです。

ーーーーーーーー
■うつ病患者の75%以上は痛みを伴う身体症状有
●世界各国のプライマリケアセンターから得た
WHOのデータを分析
(Simon GE. et al, Nengl J Med, 1999)
ーーーーーーーー
■うつ病患者は脳内報酬系の側坐核が機能低下
(Osuch EA. et al, Neuroreport, 2009)
ーーーーーーーー

https://m.facebook.com/higashiosakaseikotuin/photos/a.396582550385587/910444662332704/?type=3

 

 

 

 

余談ですが、僕も昔は患部しか見てない(見れない)整体師でした

 

 

 

まだまだ経験が浅かったのです

 

 

 

しかしある矛盾に気が付きました

 

 

 

必ずしもその人のカラダの状態とその人が感じてる痛みの強弱は一致しない事に気付いたのです(近年ヘルニアでさえも画像所見とその人の痛みは一致しない事も判明してます)

 

 

 

 

腰痛はフィジカル(肉体的)、メンタル(精神的)、ソーシャル(社会的)多角的な面からその人を見るべき

 

 

 

木を見て森を見ない治療はするな

 

 

 

よく僕の師匠に言われたモノです😅

 

 

 

負の感情を引き起こす貴方の身の周りの環境にも注意!

 

では先ずは貴方の普段の生活で何がそのような感情になってしまうのか?胸に手を当てて考えてみましょう

 

 

 

最近残業続きで不満がある?

 

 

 

職場に合わない上司がいる?

 

 

 

奥さんと上手くやれてない?

 

 

 

姑さんと上手くやれてる?

 

 

 

最近、彼氏彼女と喧嘩した?

 

 

 

経済的な不安を抱えてない?

 

 

 

 

 

 

 

このような人間関係的(ソーシャルな)問題も腰痛を引き起こす因子となっている事が判明してます更に言うとこのカテゴリー分けされた危険因子はレッドフラッグ以外自然に改善されてくる事も判明しています。そして臨床学的に殆どの腰痛はレッドフラッグ以外の『安全な(自然に改善されてくる)』腰痛である

 

 

 

ですから貴方は先ずは安心する事が大切☆

 

 

 

 

https://www.facebook.com/312482928795550/posts/2022477951129364/

↑こちらは東大阪の整骨院の先生のコラム。本気で腰痛に取り組む真摯な先生です

 

 

 

 

↓こちらは鍼灸師の先生のコラム

https://urasaki-harikyu.com/blog/risk-factor-of-lbp

 

 

 

 

 

時代は変化しています。しかも物凄いスピードで

 

 

 

 

治療家は常に最新のエビデンスを知り自分自身をアップデートし、治療に生かしたいモノですね👍

 

 

 

 

ではどうすれば改善するのか?

 

 

多分ここが一番知りたい事かもしれませんね😁

 

 

 

貴方がすべき事は3つしかありません

 

 

 

それは腰痛を『正しく』知る事!そして不安や恐怖の感情では無く安心・希望を抱く事!

 

 

 

『正しく』知る。これについては理学療法師の先生が興味深いコラムを書いてます

http://healthpress.jp/i/2017/02/post-2813_entry.html

 

 

 

 

 

そして痛みをちょっと横に置いといて、『いい気分でいる事』『いい気分になれる何かをする事』『いい気分であろうとする事』

 

 

 

そして怖がらずカラダを動かす事!

 

 

 

この3つです😊

腰痛は身体だけの治療で治る訳ではありません。貴方の意識改革も必要なのです。

 

 

 

 

脳の思い込みって時にやっかいなシロモノになりうる。

 

 

 

腰痛の事ばかり考えると脳内のペインマトリックス(痛み関連領域)を逆に活性化させてしまいます。

 

 

 

↓腰痛の治療法には何があるの?より良い選択の為に

https://urasaki-harikyu.com/blog/evidence-based-low-back-pain-treatment

 

 

 

 

 

時代はもの凄いスピードで変化しています。腰痛治療の分野もしかり

 

 

 

 

もし貴方がいつまでもいつまでも慢性腰痛に悩まされてる。直ぐ戻る。直ぐ再発するなら

 

 

 

 

いつまでもいつまでも治療家巡り、ドクターショッピングばかりせずに視点を変えてみるべき

 

 

 

 

貴方に何か気付きが得られますように✨

 

●まとめ

●腰痛は必ずしも患部が原因とは限らない

●色んな要因が複雑に絡みあって腰痛という現象が起きる

●腰痛改善には『正しく』腰痛を知り、先ずは安心する事が第一歩である

 

 

 

 

いいマインドでいること

 

 

いいマインドであろうとすること

 

 

 

昔の人は言いました

 

 

 

『病は気から』と

 

 

 

今はそれが脳科学的に説明出来る時代なのです

 

 

 

如何でしたか?貴方がまだ不安に苛まれているなら貴方がまだ恐怖から抜け出せないなら

 

 

 

是非一度見させて下さいね(^-^)/

 

 

 

 

以上!以前ヘルニアと診断され手術もせず今ピンピンのいち整体師のコラムでした!(^-^)v

 

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